OutLookExpress (1)()()(

(Windowsマシンに標準でついてくるメールソフト)の設定方法

ここでは比較的ユーザーの多いOutLookExpressを比較的安全に使えるように設定する方法を書いています。
OutLookExpressのバージョンは 5以上をお使いください。(それ以前の物は既にメーカーサポート対象外です)


バージョンの確認方法は、下の画面のヘルプ(H)をクリックすると一番下がバージョン情報です。

OutLookExpress オプションの設定

この画面をまず出します。 やり方は普通にOutLookExpressを起動させるだけです。
起動したら 4番目の ツール(T) を開いて 一番下の オプションを開きましょう。


なぜこのような面倒なことをしないとならないのか

それは最近のウイルスやワームは 1999年11月に発見された「BubbleBoy」以来
ワームは添付書類に依存せず,ユーザーが電子メールを開くだけで感染してしまうのです。
ワームに組み込まれたVisual Basic Script(VBS)コマンドがOutlookのアドレス帳に侵入し,
アドレスリスト上のすべての宛先に電子メールを送信するという仕組みなのです。

さらに2001年9月に発見された「NIMUDA」
これはホームページを開いているサーバーコンピューターに感染して、
そのホームページを見た(開いた)パソコンにも感染させるようになりましたし、
電子メールを開かなくても、プレビュー画面で見ただけでも感染してしまうのです。

確かにOutLookExpress以上にウイルスに対して抵抗力のあるメールソフトはありますが、
Windowsに標準で、無料で、便利で、元々ついてきているメールソフトです。
だから当然使っている人も多く 感染する人も多くなる訳です。

OutLookExpressがウイルスに対して抵抗力が少ない訳は 便利に作られているからなのです。
小さな親切 大きなお世話 という事を言う人もありますが、
便利すぎることの弊害が、抵抗力を弱めている一面があるのではないでしょうか。

OutLookExpress はなぜ便利なのでしょうか。
それはWindowsの基本部品となっているIE(インターネットエクスプローラ)を
一部品として呼び出して使っているからなのです。
それが原因となって IEの穴=OutLookExpressの穴となっているのです。

《重要》 ですからIEのセキュリティアップデート=OutLookExpressのアップデートなのです。

別に今見ているホームページが不自由なく見れるから、アップデートなどしなくても良いや。
等と思っていても、IEからではなくメールからのウイルス感染を防止するためにも、
Windowsの重要な更新などのセキュリティ面でのアップデートをやらないでおくことは、
自分のコンピュータをウイルスに汚染させる元を作っているに他ならないのです。

この後にやる作業で 一部便利さを犠牲にする部分もありますが、

ウイルスに汚染されるよりは よっぽどまし 

だと思いませんか?

 

最終更新日 02/04/01

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